盛り上がった力こぶや極太の腕は、逞しい男性の象徴です。
そんな男性の誰もが憧れる太い腕をマッスルコントロールで作り上げてみませんか?
腕の筋肉を発達させたいのなら、まず初めにマッスルコントロールをマスターしましょう。
筋トレ初心者は、マッスルコントロールで筋肉に効かせる方法を学び、実践することでいち早く筋肥大を得ることができます。
この章では、上腕二頭筋と上腕三頭筋のマッスルコントロールの練習方法を画像と動画で詳しく解説しています。
目 次
マッスルコントロールで腕を動かす練習を何故やるのか?
最短・最速で筋肥大を促すトレーニング法の3ステップは、
ステップ1.マッスルコントロールを徹底的に練習してマスターする。
ステップ2.マッスルコントロールをしながら、筋肉に効かせるトレーニングを練習してマスターする。
ステップ3.ステップ2ができるようになったら
・スロートレーニング
・加圧トレーニング
・通常のウェイトトレーニング
など、自分に合ったトレーニング法を選んで、最短・最速で筋肥大を促す
です。
なので、筋トレにおいては、何よりも優先して、最初にマッスルコントロールを徹底的に練習してマスターする必要があります。
それで、腕なら上腕二頭筋のマッスルコントロールができるようになると、カール運動で的確に筋肉に効かせることができるようになります。
筋肉に効かせるトレーニングとは、元ボディビル日本チャンピオン・筋肉博士の東京大学大学院の石井直方教授によると
「目的の筋肉だけで運動を行うように意識して動作を行います。
するとその筋肉は終始力を発揮し続けることになります。
血流が制限された状態での運動になるので、激しいパンプアップとバ―ニングを起こします。
使う筋肉を意識することでその筋肉に持続的な力発揮を起こさせて、血流制限下で『効かせる』ことができます。」
ということです。
つまり、カール運動なら、スタートポジションからフィニッシュポジションまでずっと上腕二頭筋に力を込めた状態を作る。
それをセットの最初のレップから維持し、疲労困憊して、もうレップを続けることができなくなるまでやるのです。
なので、マッスルコントロールで上腕二頭筋だけに力を入れるトレーニングが必要なのです。
このマッスルコントロールは上腕二頭筋の全てのトレーニング種目に共通です。
・バーベルカール
・ダンベルカール
・インクライン、プリチャー、コンセントレーション、ケーブルカール
など、どれも、上腕二頭筋の動かし方は同じですので、マッスルコントロールをマスターすれば、すぐに効かせるトレーニングができるようになります。
詳細は、マッスルコントロールの教科書(日本語版)をご覧ください!
マッスルコントロール 腕(上腕二頭筋)の練習方法の具体例
マッスルコントロール 腕(上腕二頭筋)の練習方法の具体例の一つを写真を交えながら解説します。
1.肩と僧帽筋をリラックスさせる
![肩と僧帽筋をリラックス](https://namfit.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
筋弛緩法により数回行います。
2.脳で上腕二頭筋をイメージして意識を集中する
![上腕二頭筋に意識を集中](https://namfit.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
脳で自分の上腕二頭筋の形を具体的にイメージして、意識を集中させます。
3.片腕で力こぶを作る
![片腕で力こぶを作る](https://namfit.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
片腕を折り曲げ、拳を「グー」にして上腕二頭筋に思い切り力を入れます。
4.拳を開く
![拳を開く](https://namfit.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
3.の状態だと、前腕に力が入ってしまっているので、拳を開いて「パー」にします。
これで前腕に入った力を抜きます。
この時、上腕二頭筋の力は抜かないこと。
5.手首を返す
![手首を返す](https://namfit.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
手首を外側に返します。この状態でも上腕二頭筋に力が入った状態を保ちます。
6.反対側の腕でやってみる
腕を変えて、同様に行って下さい。
7.両腕で行う
![両腕で行う](https://namfit.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![両腕で行う(拳を開く)](https://namfit.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
![両腕で行う(拳を返す)](https://namfit.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
今度は、両腕同時に腕を曲げて行って下さい。
片腕の時よりも、より上腕二頭筋だけに集中して力を入れるようにしてみましょう。
8.腕を触りながらやってみる
![腕を触りながらやる](https://namfit.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
片手で鍛えている筋肉を触り、知覚神経を通じて筋肉と脳をつなげます。
これの繰り返しで、マッスルコントロールをマスターします。
※なお、マッスルコントロール 上腕三頭筋の練習方法は、次節の動画で解説します。
マッスルコントロール 腕の練習方法の解説動画
では、動画を見ながら、早速トレーニングをしてみましょう。
前節で紹介した「マッスルコントロール 腕(上腕二頭筋・上腕三頭筋)の練習方法の具体例」の動画です。
・マッスルコントロール 腕(上腕二頭筋)の練習方法の具体例1
腕を極太にする! マッスルコントロール14
・マッスルコントロール 腕(上腕二頭筋)の練習方法の具体例2
腕を極太にする! マッスルコントロール15
・マッスルコントロール 腕(上腕三頭筋)の練習方法の具体例1
腕を極太にする! マッスルコントロール16
・マッスルコントロール 腕(上腕三頭筋)の練習方法の具体例2
腕を極太にする! マッスルコントロール17
次回は「マッスルコントロール腹筋の練習方法」を解説します。
![マッスルコントロールの教科書](https://namfit.com/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)