男女問わず老化予防、精力増強には下半身の強化が一番大事です。
マッスルコントロールで脚を鍛えて、健康増進に努めてはいかがですか?
下半身の筋肉を発達させたいのなら、まず初めにマッスルコントロールをマスターしましょう。
筋トレ初心者は、マッスルコントロールで筋肉に効かせる方法を学び、実践することでいち早く筋肥大を得ることができます。
この章では、太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)、太ももの後面の筋肉(ハムストリングス)、そしてふくらはぎの筋肉(カーフ)のマッスルコントロールの練習方法を画像と動画で詳しく解説しています。
目 次
マッスルコントロールで脚を動かす練習を何故やるのか?
最短・最速で筋肥大を促すトレーニング法の3ステップは、
ステップ1.マッスルコントロールを徹底的に練習してマスターする。
ステップ2.マッスルコントロールをしながら、筋肉に効かせるトレーニングを練習してマスターする。
ステップ3.ステップ2ができるようになったら
・スロートレーニング
・加圧トレーニング
・通常のウェイトトレーニング
など、自分に合ったトレーニング法を選んで、最短・最速で筋肥大を促す
です。
なので、筋トレにおいては、何よりも優先して、最初にマッスルコントロールを徹底的に練習してマスターする必要があります。
脚のマッスルコントロールについて、まずは、大腿四頭筋のマッスルコントロールができるようにします。
これができると、大腿四頭筋のトレーニング種目のすべてに共通な筋肉の動かし方、つまり、収縮・伸展動作がマスターできて、軽い重量で筋肉に効かせるトレーニングができる準備が整います。
具体的には、
・スタートポジションからフィニッシュポジションまで、大腿四頭筋に力を入れ続ける。
ということです。
この筋肉の動かし方、つまり大腿四頭筋の正しい動きが、大腿四頭筋に効かせるトレーニングの全てといっても過言ではありません。
マッスルコントロールで大腿四頭筋の正しい動かし方をマスターできれば、基本種目であるスクワット、それも自重スクワットで筋肉に効かせるトレーニングができ、強烈なパンプアップを得ることができるようになります。
重い重量のバーベルを担いでのトレーニングは不要ということになります。
また、レッグプレスでも大腿四頭筋の使い方は同じです。
詳細は、マッスルコントロールの教科書(日本語版)をご覧ください!
マッスルコントロール 太もも(大腿四頭筋)の練習方法の具体例
1.肩と僧帽筋をリラックスさせる
筋弛緩法により数回行います。
脚のマッスルコントロールでも、大抵の方は、肩の筋肉が緊張しています。
緊張したままだと、脚に意識が集中しません。
なので、必ずやるようにして下さい。
2.脳で大腿四頭筋をイメージして意識を集中する
脳で自分の大腿四頭筋の形を具体的にイメージして、意識を集中させます。
3.膝を曲げた状態から伸び上がる
膝を少し曲げ、太ももに力を入れながら、上方に伸び上がります。
この時、思い切り大腿四頭筋に力を込めます。
筋肉の動きを視覚でも確認するために、最初は必ず鏡の前で行いましょう。
4.直立状態からマッスルコントロール
直立状態から、リラックスした後、一瞬にして大腿四頭筋に力を込めてみましょう。
5.片脚ずつやってみる
片脚を少し前方に構えて、リラックスした後、前に出した方の大腿四頭筋に力を込めてみましょう。
6.太ももを触りながらやってみる
手で鍛えている筋肉を触り、知覚神経を通じて筋肉と脳をつなげます。
これの繰り返しで、マッスルコントロールをマスターします。
※なお、マッスルコントロール 太ももの後面(ハムストリングス)、ふくらはぎ(カーフ)の練習方法は、次節の動画で解説します。
マッスルコントロール 脚の練習方法の解説動画
では、動画を見ながら、早速トレーニングをしてみましょう。
前節で紹介した「マッスルコントロール 脚の練習方法の具体例」の動画です。
・マッスルコントロール 太もも(大腿四頭筋)の練習方法の具体例
太ももの老化予防 マッスルコントロール8
・マッスルコントロール 太ももの後面(ハムストリングス)の練習方法の具体例
ハムストリングスに効く!! マッスルコントロール9
・マッスルコントロール ふくらはぎ(カーフ)の練習方法の具体例
カーフに効く! マッスルコントロール10
次回は「マッスルコントロール腕の練習方法」を解説します。